
「岩崎邸庭園」の洋館をご案内しましょう。
この地は、三菱の創設者、岩崎彌太郎氏が購入し、
3代目岩崎久彌が、明治29年に、ジョサイア・コンドルの設計により、
建てた洋館です。
木造の2階建て建築です。
イギリス17世紀初頭のジャコビアン様式を基調にした傑作とされ、
重要文化財になっています。
コンドルさん、40代前半の作品ですから、まだ若い時期。
ジャコビアン洋式。となってはおりますが、実際見てみると、
ルネッサンス洋式の文様なども取り入れており、
タイルにイスラム洋式の意匠なども使っているし、
ステンドグラスなんてアールデコっぽいとぞ。
という具合に、結構「なんでもあり」なんですね。

例えば、窓にアーチ型の装飾がされていますが、これなどはルネッサンス式。
ただ、よくみると、梅か桜のモチーフが描かれていますね。
洋式に和のテイストをプラスして意識的にデザインしたものだそうです。

繊細なデザインのバルコニーと完全な調和の取れたスタイルですね。
けれど、1階と2階の柱の洋式は変えてあるそうです。

拡大して、よ〜く見てみて下さいね。
柱のデザインの違いがわかるでしょうか?
「撞球室」を
「サンルーム」より眺める。の図。
撞球(つまりビリヤード)のための家が建っているんですよ!
ここも、重要文化財になっています。
地下道で繋がっているのだそうです。
木造の校倉風、ログハウス風とも、アーリーアメリカンのカントリーウエスタン風ともいえそう。
コンドルさんはスイス風だと、説明していたらしいですが・・・。
これらのお話はガイドツアーで、館内を見学しながら聞くことができます。
『ガイドツアー』11:00 と 14:00 より
玄関前に集合すれば参加できます。
予約不要。しかも無料!
(古河庭園の洋館ツアーとは違いますね)
『午後のミニコンサート』土曜日の午後は、洋館の中でクラシックのミニコンサートが開かれます。
午後1時〜 と午後3時〜
私の聴いたのはチェロと電子ピアノのアンサンブルでした。
とても、ゆったりして楽しい、よい演奏でしたよ。
基本的に無料ですが、任意の寄付を募っています。
気持ちよく鑑賞できるよう、席は譲り合いましょう。
また、寄付は義務ではありませんゆえ、みえみえの途中退席など、なさいませんように。
(だって、いたんだってば)