晴れ☆たびたび トラベル

私達は「エージェント」です。旅行の代理人。 お仕事から見えるいろいろなこと。教えてあげたい旬の情報。 とっておき口コミ情報。旅行業界のヘンなこと。 なんでもアリです。お話ししませんか?
  [ 岩崎邸の壁紙のお話し ]
2006-06-01(Thu) 14:11:45
kabegami.jpg

『金唐革紙(きんからかわかみ)』

岩崎邸から、最終回は壁紙のお話し。

明治時代の日本の「工芸の技術」の水準の高さを示す壁紙。
まずは、美しさを堪能してみてください。

ガイドツアーでも詳しく説明があると思います。
修復工事のメインとなるのが、この「壁紙」の復元でした。


ヨーロッパでは通常、なめし革を使い、金箔とニスで仕上げますが、
そこを日本人は「和紙」でアレンジしました。

桜の丸太丈の「ロール版木」に和紙を巻き、凹凸をつけ、筆で彩色します。

この技術には、和紙+浮世絵の版木彫り+漆塗りや着物の彩色技術など
日本伝統の工芸技術の全てが生かされるわけです。

これがヨーロッパで大ブレイク。
日本の輸出品として大いに盛んになったそうです。

ところが、人気が出てくると、大量生産の粗悪品が出始め、
せっかくの評判を傷つけることになり、産業事態が下火になります。

昔も今も同じですね。
人って学習しないんでしょうか?

そして、すたれたこの技術。

それに、決定的なダメージを与えてくれたのが、駐日アメリカ軍でした。

なんと、この、デリケートな壁紙の上に、「ペンキを塗ったくった」んですって。

もう、色も模様もわからないところでしたが、
わずかに残ったドアの桟のところの塗り残しがみつかり、
ほぼ同じものを再現できたのだそうです。

この屋敷の受難も含め、時代の教訓もちょっと思い起こしてみてください。

これからの私たちのために。

 More...
東京観光TB : 0CM : 10

copyright © 2006 晴れ☆たびたび トラベル. All Rights Reserved.
無料ホームページ アフィリエイト レンタルサーバー  1GB!FC2ブログ(blog)
Item + Template by odaikomachi