THE ハプスブルク

芸術の秋 は いかがでしょうか?
久々の東京観光のご案内は、 国立新美術館 です。

六本木エリアは今や東京観光の目玉になっている位の人気スポットですが
ショッピングや高層ビルの景観だけではなく、
六本木ヒルズの高層階に「森美術館」、防衛庁跡地のミッドタウンには「サントリー美術館」
と、美術館が集中していて「アート・トライアングル」とも称されています。
中でも、この『国立新美術館』は、敷地面積30000平方メートル、
建物延べ床面積45000平方メートルという巨大な美術館。
その広さと建築の個性的な姿で他の施設とはかなりイメージを異にする美術館です。

≪全面ガラスの外壁≫
設計は日本設計・黒川紀章氏
ガラスは3次元的な曲面を描き、立つ位置によって姿を変えてくれます。
建築を眺めに行くだけでも価値があると思わせてくれます。
しかし、今回特に私がイチオシしている理由は。
待望の企画展 『THE ハプスブルク』 !!
が開催されているからなのです


参考サイト 「THE ハプスブルク」 より
『ウィーン美術史美術館(オーストリア)とブダペスト国立西洋美術館の所蔵品から
ハプスブルク家ゆかりの名品を核に、絵画の至宝75点に華麗な工芸品を加えた
計約120点を展覧する大規模な美術展』 とのこと
宮廷画家として活躍したデューラーやティツィアーノ、ベラスケス、ルーベンスら
ハプスブルク家ゆかりの巨匠たちに、クラナッハ、ラファエッロ、エル・グレコ、ゴヤという
大作家の作品が一堂に会する訳です。
なかでも、個人的に嬉しいのが、ベラスケス!
私は彼の絵画の技術は画家の最高峰だと思っているので、
生の絵が見られる機会はとても貴重で見逃せません。
特別展の会期は 9月25日(金)~12月14日(月)まで
年明け1月6日から 京都国立博物館に場所を移して開催されます。

お散歩がてらに立ち寄るだけでも気分が落ち着くおすすめスポットです。
フランス料理の「ヌーベル・キュイジーヌ」で一時代を築いたポール・ボキューズ氏が
世界で初めて海外に出店した『ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ』で
お食事をするのも素敵ですし。

カフェスペースも充実

厳選されたアートなグッズがいっぱいの、ミュージアムショップを眺めるのも楽しい。
というのも、この「美術館」
『収蔵品を持たず、企画展や貸会場に特化した施設』という特徴のある美術館。
一般の美術館の意味合いともともと目指す方向が違うんですよね。
だから、もともと、来館して「楽しい」「心地よい」を目指しているんです。
では、具体的にどんなスポットなのか、次回にご紹介します。
国立新美術館の詳細はこちら
2009-10-02(Fri)